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Herbert &Momoko: Clay :
Matthew Herbert と Momoko Gill によるコラボレーション・アルバム Clay は、2025年6月に Strut Records から登場した。ダンスフロアの高揚感と夜更けの内省的なムードを軽やかに行き来し、Matthewのアイコニックなアルバム『Around The House』を思わせながらも新たな方向へと踏み出した本作は、二人の音楽的感性が響き合うスリリングな作品となっている。
これまでに発表した共作シングル「Fallen」や、Momokoによる Matthewの「The Horse Is Here」のリミックスを経て築かれてきた関係は、このアルバムで初めてフルスケールのかたちを得た。音の境界を押し広げようとする二人の情熱が、互いのキャリアを通じて結実したと言える。
Matthewは、環境音や日常の音を楽器として扱い、『One Pig』や『Around The House』など、独自の手法で常に革新的な作品を生み出してきた。
一方の Momokoは、ロンドンを拠点に活動するドラマー/ボーカリスト。Tirzah、Alabaster DePlume、Coby Sey らと共演を重ね、ジャンルを越境する表現と親密な歌声で注目を集めている。また、詩人/ラッパー Nadeem Din-Gabisi とのプロジェクト An Alien Called Harmony でも、その多才さを発揮してきた。
こうして完成した Clay は、サンプリング、即興演奏、緻密なアレンジを取り入れながら、Herbert のプロダクションと Momoko のソングライティングや歌声が互いを引き立て合う、鮮やかな音楽的対話の記録となっている。
Matthew Herbert : マシュー・ハーバートはミュージシャン、アーティスト、プロデューサー、作家であり、その革新的な作品は数多くのアルバム(高く評価された『Bodily Functions』を含む)から映画音楽(『Life in a Day』)、演劇、ブロードウェイ、テレビ、ビデオゲーム、ラジオ向けの音楽まで多岐にわたる。ソロ、DJ、そして自身の18人編成のビッグバンドを含む様々なミュージシャンたちとの共演も行っており、シドニー・オペラハウスからハリウッドボウルまで、インスタレーション、演劇、オペラなどを制作している。 Bjork, Dizzee Rascal, Roisin Murphy, The Invisible, Micachu, Meltzなどの著名なアーティストたちとコラボレーションを行い、その作品の一部は自身のレーベルAccidental Recordsからリリースされている。その他、シェフのヘストン・ブルメンタール、劇作家のキャリル・チャーチルとダンカン・マクミラン、演劇監督のリンジー・ターナー、ミュージシャンのアルト・リンジー、作家のウィル・セルフなど、著名な人物ともコラボレーションを行っている。彼の最も有名な作品「ONE PIG」は、豚の誕生から食卓に並ぶまで、そしてその先の人生を追ったものである。現在、オンラインのサウンドミュージアムの復活に取り組んでいるほか、BBC の新しいラジオフォニック・ワークショップのクリエイティブディレクターも務めている。彼の最初の戯曲『The Hush』はナショナル・シアターで上演され、最初のオペラ『The Crackle』はロイヤル・オペラ・ハウスで上演さた。彼は現在も、スクリーンや舞台のためのプロジェクトに携わり、出版社 Unbound から出版予定の『The Music』というタイトルの初の著書を完成させようとしている。
Momoko Gill : Momoko Gill は、ロンドンを拠点に活動する新進気鋭のアーティスト。プロデューサー、作曲家、作詞家、そしてマルチ・インストゥルメンタリストとして、ドラムと歌を中心に多彩な表現を展開し、注目を集めている。 オックスフォードに生まれ、京都・横浜・サンタバーバラ・ロンドンで育ったバックグラウンドを持ち、その幅広い感性を音楽に注ぎ込む。Matthew Herbert、Alabaster DePlume、Tirzah、Coby Sey など、英国の個性豊かなアーティストたちと共演し、ジャズ、アヴァンギャルド、エレクトロニックの狭間で独自の存在感を示してきた。ロンドンのクリエイティブ・コミュニティ Total Refreshment Centre拠点としている。 2025年には Matthew Herbert と Clay を共同プロデュース。そもそもの始まりは、Herbert のアルバム『The Horse』収録曲を Momoko がリミックスし、その音を Herbert が高く評価したことだった。また、詩人/ラッパー Nadeem Din-Gabisi とのデュオ An Alien Called Harmony ではプロデューサーを務める。さらに2026年初頭には、自己プロデュースによるデビュー・ソロアルバムを Strut Records からリリース予定。 親密さと深みを併せ持つ歌声で、ジャンルと物語性、そして音響実験の境界を押し広げながら、独自の音楽世界を切り拓いている
ADM: ADV 4,500 | W/F 5,000 | DOOR 6,000 | UNDER 25 3,500 - 20:00~
PRECIOUS HALL: 札幌市中央区南2条西3丁目パレード 地下2階